☆こんな人へ
「できるだけ安く、USBも、PCIe端子を使わずに、Bluetoothを実装したい」
という趣旨でこの方法でBluetooth実装をしました。
注:マザボにネットワークカード用のM.2スロットがある方のみ
自作PCにBluetoothを実装する方法は
1、USBにBluetooth機器をくっつける
2、PCIeにネットワークカードをくっつける
3、m.2にネットワークカードをくっつける
の3つの方法が考えられます。私が実行したのは、3です。
Amazonでネットワークカードを探すとアンテナとのセット売り、バラ売りが確認できた。セット売りは大体5000円オーバー
対してネットワークカード単品は2000円。
アンテナだけならそんなに高くないのではと思い、探してみた。
ネットワークカードにアンテナ線を挿すための端子が特殊なようで、対応した商品は少ない。
「MHF4」という型が、ネットワークカードに挿せる型である。(重要)
この記事の一番価値のあるところは、実際に使える安いアンテナ線は何か。を試し、その商品を提示したことだ。
対応したアンテナ線を探すのが今回最も苦労したことであるからだ。(初心者)
パーツ情報
・使用マザボ:ASRock Z390 Phantom Gaming 4
~~~新しく買ったもの~~~
NGFF M.2 ネットワーク カード用 6dBi RP-SMA アンテナ U.FL ピグテール ケーブル
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07K564T9L/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
インテル Intel Wireless-AC 9260 5GHz/2.4GHz 802.11ac MU-MIMO 1.73Gbps Wi-Fi + Bluetooth 5 Combo M.2 無線LANカード 9260NGW
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07B4JNNTJ/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1どちらもAmazonで購入。合計2950円。
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補足
私がこの方法を実行したのは、PCIeスロットにグラボが干渉しそうなため、できるだけ避けたかった。また、せっかく存在しているM.2スロットを使用したかったからである。
よかったこと
非常にコンパクトである。
M.2カードからアンテナ線を外に延ばすだけなので、PCIeカードを用いるよりはるかにコンパクト。PCIeを問題なく挿せる人でも試す価値があると思った。
わるかったこと
アンテナ線を探すのに苦労した。PC専門店を3か所回ってどこにも売っていなかったのでAmazonで入手するしかない。また、店員に聞いても理解してくれなかったため相談もできなかった。ネットの情報だけが頼り。
パーツが細かく、接続の際は壊さないかドキドキ。
わからなかったこと
アンテナ端子をPCケースに固定するナット、ワッシャーがあったけどどう使うのが正しいのかわからなかった。まあくっついたからよし。
注意点
・グラボを取り付けている場合は一度取り外す必要がある。M.2端子が下に隠れているためである。
・ネットワークカードにアンテナ線を取り付ける際に接続部をつぶしてしまわないように丁寧に扱う。構造は、服などのスナップボタンと同じ。しっかりあわせて押し込むだけなので簡単。つぶしてしまうとアンテナとカードの両方がだめになるかもしれないので慎重に。
・アンテナ線の長さに注意。上記アンテナは25cm。ATXマザボで使用することができた。また問題なく動作したのでおすすめ。というかATXマザボユーザはAmazonではこれを買うしかないと思う。ほとんどの商品は線が20cmなのでATXマザボでは心もとない。
一応ほかにも2種類あるが、2千円、3千円するので、セット売りされているものと変わらない。